島根・美保関美保神社
島根・鳥取の旅の続きです。
翌日は奥出雲を後にして、鳥取に向かいます。
途中、松江市美保関の美保神社に寄りました。島根半島の一番東にあります。
733年編纂の「出雲国風土記」に記されるほど古い神社で、えびす様の総本宮だそう。本殿は1813年に再建、拝殿は昭和3年に造られました。
古いこともありますが、前が海なので、潮風のせいか、傷みも激しく、修繕のための寄付を募っておられました。夫がさっそく寄付。「でもあまり金ぴかにはなってほしくないな、この古びた感じがいいなと思って来たから」と勝手な私。
でもきちんと修繕しないとどんどん老朽化してしまうのでしょう。
拝殿は壁がなく開放的。梁もむき出しで天井もありません。
青石畳通り。美保関港は江戸時代、1日1000隻もの北前舟の西回り航路の風待ち港として栄え、宿屋も兼ねた廻船問屋が軒を連ねたそうです。海産物や農産物の積み下ろし作業を考えて、海から切り出した青石を敷き詰めたそう。(美保関のパンフレットより)
今は、少々閑散とした漁村ですが、当時は賑わっていたことでしょう。
少し歩くと古いお醤油やさんがありました。太鼓醤油店。お店を覗くと誰もいませんが、「御用の方はここを押してください」というブザーが。鍵もかかっていません。ブサーをおすとお姉さんが来てくれました。私は店先に見本があった、お醤油アイスクリームを食べたかったので、さっそく頼みました。あましょっぱく、さっぱりしていておいしい。夫はもろみアイスクリームを。もろみも、深い甘みがあって私の好みの味でした。
古色蒼然した美保神社を写真で見てから、一度来てみたかったので満足でした。
これから鳥取に向かいます。
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太鼓醤油店
http://taikoya.free.makeshop.jp/