羊のまいにちしあわせになる方法100

羊、こと羊子がまいにちしあわせになる小さな方法をためし中.100個お試し中。

HSP” 鈍感な世界に生きる敏感な人たち” イルセ・サンを読んだ

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表紙が美しかったので、思わず買ってしまいました。表紙は大事;)

 

結果的に、読んで大変ほっとさせられました。あ、かなりあてはまる、そうか、これでいいんだ、と思わされました。HSP(Highly Sensitive Person)の人は、人より感じやすく、共感力が高いゆえに、疲れやすく、自分に高い基準を設け、それができないゆえに、自己評価が低いことがあげられるようです。

 

こどものころから家族に「神経質」とか、「そんなに弱くては、世間でやっていけない」と言われていたし、実際、社会で疲れ果てることも多かったのですが、この本を読んで、自分が悪いわけでもなかったんだな、と思わされました。

 

例えば、職場で悪口を聞いたり、世界の悲しい事件を見たり聞いたり、心に響く映画を観たあとは、ずっと心にのこってしまうことがあります。悩みを相談されると、自分までどっと落ち込んでしまったり。でも、それと同時に、美しい夕日を見て、涙が出そうになったり、新緑のきらきらひかる葉っぱを見て、最高の気分になったり、窓に映る雨の水滴に、心奪われたり。

 

すべては生まれ持った性質、能力なんだそうです。

 

さて、この本を読んだあとこれからやっていこうと思ったことは。

 

自分で自分を整えてあげるしかない、ということ。それは自分にしかわからないし、それを許すことは、別に忍耐力がない、というわけでもないんだ、ということ。

当たり前なんだけど、疲れたら、自分のペースで休む、(職場では、なかなかできないかもしれないけど、目をつぶるだけでも情報過多からまもれるし)、自然の中で過ごす、クリエイティブなことをする、など。

 

こういうことは大好きなんだけど、どこか、「自分はこういう好きなことして、さぼっているんじゃないか」という変な罪悪感がよぎることがあります。

 

この本によると、5人に1人がHSPらしいのですが、ということは、逆に、世の中は、他のタフな4人のペースで回っている、ということですよね?そこになんとかついていこうとするのは、なかなか大変です。今までは、ついていけない自分に大変な罪悪感を感じていましたが、もうそれは止めることにします!

 

自分の中で、「自分のペースでいいんだ」という水戸黄門みたいな印籠を自分に見せてあげることが大事なのかも。

 

他の本も読んでみるつもりです。

 

#まいにちしあわせになる方法49 ・HSPの本を読んで自分のペースでいいんだと自分を許す。