落としたお財布がほんとに帰ってきた話
昨日、うちの夫が、小銭入れをなくした、と電話がかかってきた。
小銭は、ほんとに”小銭”だったのだけれど、
問題は、一緒に、家の鍵が入っていたこと。
仕方なく、すぐに、合鍵やさんに行ったのだけれど、
うちの鍵は、ちょっと特殊で、
できるまでに、2〜3週間もかかるとのこと。
困った、困った、と悩んでいたら、
「もしかしたら、朝、最寄りの駅でパスモをだすとき、
一緒にポケットから落ちたのかもしれない」
という。
じゃあすぐ、と小田急線の落し物連絡所に、電話したら‥‥‥
あった!!!
誰かが、ちゃーーーんと駅に、届けてくれていたのだ。
わずかかもしれないけど、現金が入ったお財布だったのに。
よく、外国人旅行者が、日本で落としたものが、戻ってきた!
と感動した話を聞くけど、
まさか、現金入りのお財布は、いくら日本でも、
戻ってこないんじゃないかと思った。
でも、ちゃんと戻ってきた!
世間では、本当に心痛くなる残酷な事件が多いこのごろだけれど、
ローカルなうちの駅の民は、
良心を持った人がいて、私たち夫婦をすっかりハッピーにしてくれました。
朝、通勤時間で忙しいのに、届けてくださって、
本当にありがとうございます、といいたい。
直接お礼を言えないのが、本当に心苦しい。
私たち夫婦も、どこかで、誰かに親切にして
良心の伝染をつなげていきたいです。