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映画 I,TONYA アイ・トーニャ

tonya-movie.jp

映画,アイ・トーニャを観てきました。

少し前に公開されていて、見逃してしまって、残念!と思っていたのですが、

近くの映画館で数日間だけ上映するというので、夫と観に行ってきました。

 

アメリカ人女性ではじめてトリプルアクセルを成功させ、

1994年のリレハンメルオリンピックにも出場したフィギアスケーター、

トーニャ・ハーディング

 

そのリレハンメル五輪代表の選考会となる、

全米選手権で、ライバルのナンシー・ケリガンを襲撃したとされ、

アメリカフィギア会から永久追放された事件は、

「ああ、そういえば、そんなことあったよなあ」と

なんとなく覚えていました。

 

なにしろ、24年前の話。

 

トーニャは、白人貧困層出身で、

我が子の才能を見出し、将来金になる、とふんだ

異色な母親に、相当荒っぽいスケートの英才教育受けます。

 

お金持ちのスポーツ、フィギアの世界。

場違いなトーニャと母親だけれど、

トーニャの母、ラヴォナは、ウェイトレスで稼いだお金をトーニャに注ぎ込みます。

その後、トーニャが結婚した夫もかなりのDV。

 

詳しい内容は以下を読んでいただくとして、

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル - Wikipedia

 

観終わったあとは、

とにかく、トーニャ役の、マーゴット・ロビーと、

悪魔のような母親役のアリソン・ジャネイの演技が圧巻!!ということ。

アリソン・ジャネイはこの映画で助演女優賞をもらいました)

 

事実を元に作られた、というのは、

ほんとは、どうかな〜と思うし、登場人物それぞれ

言いたいことはかなりあると思うけれど、

 

暴力、犯罪の是非はどうあれ、

とにかくトーニャは強い。

 

その後のトーニャを見てみると、

ナンシー・ケリガン事件のあと、

全米中を敵にまわし、スケート界を追放され、

多額の借金を抱え、

 

でもまた新しくボクシング界に進出したり。

 

結婚だって、3度して、

今は息子さんと幸せに?暮らしているそうな。

 

こういう映画をみると、

世間のものすごい批判も、多額の借金も、

命までは奪われないってことだ。

悲観することはないのだ。(?)

 

選べないかなりひどい母親も、

最初の夫のDVも、

 

最終的に、自分で自分を貶めない限り、

人生、いくらでもやり直せて、進んでいる限り、

またハッピーなこともやってくるんだ。

 

 

そこら世間で、ちょっとやそっと、

嫌な態度をとられて、しょげている我が身が恥ずかしいですなあ。

 

激しい暴力、抜け出せない人生の貧困、

暗い話なんだけど、いつもユーモアたっぷり。

プラス、ど迫力あるフィギアのシーン。

 

映画館でみれてよかった!