羊のまいにちしあわせになる方法100

羊、こと羊子がまいにちしあわせになる小さな方法をためし中.100個お試し中。

Farmer Boy  150年前のお金事情

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今日は毎月1回行っている、ローラ・インガルス・ワイルダー

原作を読む集まりに行ってきました。

今は、ローラの夫、アルマンゾの少年時代の物語、Farmer Boyを読んでいます。

 

今日読んだ場面は、

アルマンゾが、1500ドル入ったお財布を拾った章でした。

 

持ち主に返しに行ったのですが、

その持ち主が、ものすごくけちでしみったれの男で、

せっかく返しにいったアルマンゾ少年のことを

泥棒よばわり。

 

それを見ていた馬車やのおじさんがキレて、

そのけちな持ち主から、200ドルをアルマンゾに渡させる、

という痛快な場面でした。

 

みんなで、

 

”150年以上前の1500ドルは、今のどのくらいの金額なのかしら?

少年のアルマンゾだって、もらった200ドルは、相当な大金だったはずよね”

 

と、わいわい話しました。

 

ネットでしらべたら、

1871年の1円は、1ドル。

当時、銭湯が1銭、

大工の日東が50銭、だったそうです。

 

と調べたところで、なんだかまったくピンとこなかったけれど、

まあ大金だったには違いない。

 

その200ドルを、アルマンゾは、銀行に預けるのですが、

そのとき、とうさんはこう言います。

 

Every dollar in the bank is making you four cents a year "

( 銀行にあるどの1ドルもが、年に4セントずつお前のために稼いでいるんだよ)

 

当時は、金利4%だったんですね。

今の日本じゃ考えられない。

 

原書を1人でこつこつ読むのもいいけれど、

その本を愛する人たちと読むと、もっと楽しい!

 

来月で、農場の少年は、終わる予定です。

 

私は参加しはじめて、まだ1年ちょっとなのですが、

これを読み終わるのに、3年かかったそうです。

 

そう‥‥  大変のんびりした平和な集まりなのでした☺️