羊のまいにちしあわせになる方法100

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マインドフルネスの教科書 

ずいぶん前に図書館に予約していた

「マインドフルネスの教科書」藤井英雄

が届いたので、読みました。

 

マインドフルネスという言葉は、少し前に流行った感じがしていましたが、

読む前の私のマインドフルネスのイメージは

 

・今、ここを生きて、ポジティブになること

・瞑想を取り入れる

 

という感じでした。

 

でもこの本を読んでみて、

ちょっと勘違いしてたのかなという気持ちです。

 

この本によると、

マインドフルネスというのは、

 

1. 今、この瞬間の現実に客観的に気がついていること。

つまり、自分で、実況中継ができること。

例:今、私はブログを書いている

  今、私は怒りを感じている、など、

  自分で自分の状況を解説できること。

 

2.  自分の気づきに名前をつけること

例:私は悲しみにとらわれた。

  悲しみにとらわれて、自己嫌悪していた、など、

  自分の感情にラベルをつける。

 

この真逆が、自動操縦

 

無意識のうちに日々を暮らし、

まわりの出来事、他人の行動によって、自分の感情が支配されてしまうこと。

 

私が勘違いしていたのは、

悲しみにとらわれていたら、「もっと別の面を見て

前向きに考えよう!」と考えるのが、マインドフルネスかと思っていました。

 

でも、自分を鼓舞する必要はないということ。

 

ただ「自分は、悲しいと思っているんだ」とか、

「今、自分は怒っているんだ」とか、

ありのままを自分、現実を感じることが、

マインドフルネスなんだそうです。

 

ありのままといっても、

すべての出来事は、自分というフィルターを通して感じるものだから、

なにが、ありのままなのか?という疑問もありますが、

とりあえず、実況中継、という行動をとって、

客観視する自分を作る、というのが、方法なのかなと思いました。

 

さっそく明日から、できるだけ

自動操縦しないように、

意識的に(マインドフルネスで)行動してみようと思います。

 

 

もうひとつ面白かったのが、

アファメーションについて。

 

アファメーションには、

言葉アファメーション

行動アファメーションがあって、

 

行動のアファメーションのほうが、もちろん勝ちます。

 

でも、ハードルが高くて、「行動」に移せないときは、

実行可能なところまで、ハードルを下げて、行動する」ということ。

 

そうすると、どんなに小さいことでも、潜在意識には、

自分は目標に向かって、実際に踏み出した!」と届くので、

そこから前に進めるのだそうです。

 

何かやらなきゃ〜と思っているとき、

気になりつつ「やらない」ときがあるのは、

最初から終了まで、自分の作り上げた理想完璧を求めすぎているに違いない。

 

とにかく実行可能なところまで

落とすというのが、大事なんだなと思いました。

 

この本は入門だと思って、

もっと他のマインドフルネスの本も

読んでみようと思います。

 

<この本を読んで、明日から実行すること>

 

1.気がつく限り、自分を実況中継する、

 自分の感情をラベリングする。

 

2. やらなくてはならないことを、30分やってみる。